ミニバレーとは
北海道大樹町発祥のニュースポーツで、4人制のバレーボールです。
ミニバレーの主な特徴は、ビニール製の大きめなボールを使用し、バドミントンコートを利用しているところです。ビニール製の大きめなボールは、片手、手のひらで扱うことが出来て、ぶつかっても痛くありません。また、ボールの落下速度がバレーボールやソフトバレーと比べて遅いため、ラリーが続けやすくなっています。
バドミントンコートを利用することにより、ネットは高くなく(155cm)、身長に関係なく誰もがスパイクやブロックといったプレーを可能にします。
これらの特徴が絶妙なバランスを生み、男女・世代を問わず一緒になって気軽に楽しむことの出来る「生涯スポーツ」としても注目されており、東京都目黒区では、2013年の第68回国民体育大会、第13回スポーツ祭東京2013にて、デモンストレーションとしての行事として「ミニバレー」が選定されるなど、定期的に体験イベントが開催されています。
また、「競技スポーツ」としても、ボールに回転をかけたりすることで様々な変化をするので、一見するより、奥深いスポーツとなっています。北海道から沖縄県まで各地で大会が開催されており、ミニバレー愛好家間の交流が活発に行われています。東京ミニバレー協会では、年に2回大会を主催しています。
以下の動画は、ミニバレーの考案者である一般社団法人 全日本ミニバレー協会の小島会長のインタビュー(13:53~)です。ミニバレー誕生の経緯や大会の様子が紹介されています。
ルールについて
バレーボールのルールと似ておりますが、いくつかミニバレー独自のルールがあります。
- 1セット11点のサーブポイント制、3セットマッチ
※ 大会ルールにより、異なる場合があります - サーブのネットインはフォールトとする
- ブロック(ワンタッチ)は、1回とみなす
- ボールは、腰から下の部位に触れてはならない(フットボール)
- ネットを越えてボールに触れてはならない(オーバーネット)
詳しいルールについては、一般社団法人 全日本ミニバレー協会のホームページにて、ルールブックが公開されておりますので、こちらをご覧下さい。